もりもりいもむし

園内の植物も落葉をはじめ、まだ暑い日もありますが
サーっと吹く風で秋を感じます。

園内の花壇を注意深く見てみると
にょきにょき動く姿がありました。

ゴマの葉にはシモフリスズメのいもむし

フェンネルにはキアゲハのいもむし

アブラナ科のブロッコリーにはモンシロチョウのいもむし

いもむしは好んで食べる葉っぱが種類ごとに違います。
この好みの葉っぱのことを「食草」といいます。
食草からいもむしの種類を見分けることもできます。

ハート形の葉っぱのウマノスズクサには

ジャコウアゲハのいもむしです

これらのいもむしの食草になる植物は
スタッフをはじめボランティアさんが一生懸命育てた植物なので
葉っぱを全部食べられてしまうと困ることもしばしば…
でも、ずっと見ていると愛着がわいてしまい、つい見守ってしまうことも。

そんな光景も無農薬で自然の循環を大切する
中目黒公園ならではのことなのかもしれません。
他にも公園にはたくさんの虫たちが元気に過ごしています。
公園で見つけた虫は、何を食べているのか観察したり
学習館にある図鑑で調べてみても、おもしろいかもしれませんね。

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