ナマズという魚を見たことはありますか?名前を聞いたことはあっても実際に見たことのある人は意外に少ないのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日実施した多摩川水生生物調査でナマズを捕獲しました。

ナマズ科ナマズ属に分類され、日本産淡水魚では数少ない肉食性魚類です。獲物を捕らえるために特別な能力を備えています。

一番に目がいくのは大きな頭と口!写真でもわかる通り、前に出た下あごと大きく横に広い口で何でも飲み込んでしまいそうな顔立ちをしています。

下の写真で少し見えていますが、口の中にはザラザラとした板状の歯があります。この歯で獲物をしっかりと捕らえ飲み込みこんでしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナマズといえばヒゲも特徴!口の横と下あごに全部で4本あります。このヒゲには「味蕾(みらい)」という味を感じる器官があります。実はナマズの「味蕾」の数は人間のおよそ30倍くらいで、脊椎動物のなかでもトップクラスの数です。その味蕾をヒゲ以外に全身に備えています。

加えて生き物が発する微細な電気を感じ取ることができることが知られています。これらの能力を駆使して暗闇の中で獲物を探し捉えるのです。

今回捕獲したナマズは期間限定でビジターセンター1階のふれあい休憩室に展示しています。すこし臆病なので観察するときは静かに観てあげてくださいね。

 

(やたっち)