Archive for 9月, 2020

お花の種をまきました!

暑さも大分やわらぎ過ごしやすい日が増えてきましたね。

9月22日にイベント「親子お手伝い体験 公園にお花の種をまこう!」を実施しました。今回は、土のお団子に種をつけた種団子を作って、種まきのお手伝いをしていただきました。

小さなお子さんも、お父さんやお母さんと一緒に土をこねこね…

おにぎりをにぎるように土のお団子を作り、ヤグルマギクやカモミール、ストロベリートーチなどの種をつけました。


たくさんできましたね!

耕した後に、お団子を置いて軽く手でおさえたら完了です。お花が咲くのは来年の春!いまから待ち遠しいですね。参加いただいた皆さんありがとうございました。

今回は、お花の種播きのお手伝いをしていただきましたが、中目黒公園では、たくさんのボランティアの皆さんが花壇や原っぱのお手入れや、堆肥づくりなど様々な活動をして下さっています。

また、0がつく日に実施している公園作業日では、どなたでもボランティア活動をすることができます。ご興味のある方は、こちらの活動にもぜひご参加下さい。

〈公園作業日 活動日〉
毎月10・20・30日
10時~12時(時間短縮の可能性あり)
※休館日の場合、活動はありません

作業内容は、草取りや花壇の管理などです。ボランティア活動や園芸がはじめての方におすすめしています。申し込みは不要です。該当日に直接受付にお越し下さい。

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秋を告げる渡り鳥到着

今年の夏は例年に増して酷暑だったので
秋はまだまだ先のように思う方も多いと思いますが、
園内の植物が少しずつ秋を感じるようになったと共に、
目黒川にも秋を告げる渡り鳥がやってきました。
季節は着実に移り変わろうとしています。

シベリア方面から一番乗りで目黒川に到着したのは「コガモ」です。
日本で見られるカモの中で一番小さいカモです。
カルガモの群れにまぎれて、休んでいます。
遠くからみると小さくて分かりにくいかもしれません。

よく見ると、オスとメスのコガモがいます。(下がオス)

今の時期はオスも地味な色をしていることもありますが
これから、寒くなるにつれてオスは羽毛の色が変わり
頭が赤と緑で目立つようになります。
オシャレをして恋のお相手を見つけます。
 
 メス(頭が茶色)          オス(頭が赤茶と緑)

桜が散るころまで目黒川にいます。
コガモの外にもオナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ユリカモメなど
の渡り鳥が目黒川にやってきます。
賑やかになる目黒川、楽しみですね。

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可憐なピンクの花々

9月に入り、園内で見られる草木からも少しずつ秋を感じるようになってきました。

公園の入り口からスロープを上がってくる途中には、
ピンク色の小さな花が枝垂れた枝にたくさん咲いているのが見られます。

これはハギというマメ科の植物で、目黒区の花にもなっています。

また、その周りにはつる性の植物が地を張ったり、ハギに絡みついたりしています。
これはクズという植物で、ハギと同じマメ科なので花のかたちが似ています。

ハギもクズも秋の七草です。中秋の名月までには咲き終わってしまいそうですが、
ススキなどとともに秋を象徴する植物です。

ちなみに、園内の原っぱにもハギに似た植物がたくさん花を咲かせています。
これはアレチヌスビトハギという植物で、やはりマメ科ですがハギではありません。
荒れ地や道端にも生え、種ができると動物や私たちの服にくっつきます。
そうやって種を遠くまで運ぼうとしているのですね。

 

服につくとなかなか取れませんので、
こんなふうにならないように気をつけてくださいね。

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