東京に残る貴重な自然

 
 三番瀬は東京湾の一番奥にある干潟と浅海域で、浦安市、市川市、船橋市、習志野市に面しています。元は旧江戸川の河口にあった広大な干潟でしたが、現在は埋め立てなどにより、約1,800haの広さが残されています。
かつてはアサリやハマグリ、ハゼやカレイなどの魚介類が干潟から湧くように採れたことから「豊穣の海」と呼ばれていました。現在でもスズキやコノシロ、ホンビノスガイなどの漁業が盛んです。また海苔の養殖も行われています。
 他にもゴカイやカニなどの干潟生物が生息し、それらをエサとする水鳥も数多くやってきます。
 
本施設の前にも「日の出干潟」と呼ばれる小さな干潟があり、季節毎に様々な生きものに出会うことができます。