Archive for 6月, 2019

初夏のとっておき

皆さんは、ふと空気にのってきた花や植物の香りを感じて、またこの季節が巡ってきたなぁ…と気づくことはありますか?

グラウンドの大きな木に白い花が、ぽわっ、ぽわっと咲き始めています。

ちょうど1週間前に見たときは、まだ蕾だった“タイサンボク”
蕾は、陶器のように滑らかです。

いま、少しづつ花が開いています。

この木の下に立つと、鼻をくすぐられるような甘い香りがします。

特に雨上がりは、花の香りをよく感じられます。
この時期とっておきの香りを、お散歩がてらぜひ、お楽しみください。

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【目黒川の学習 田道小学校4年生来館】

田道小の4年生は毎年、目黒川の学習で学習館に来てくれます。
今年は事前に先生にお渡しした資料で予習してきたということで、
「目黒川に流れている水はどこから?」を目黒川の歴史を解説しながらおさらいして授業をすすめました。
質疑応答の後は先生からの問いかけで「目黒川をきれいにするために何ができるか」を皆さんで話し合い、意見を出してもらいました。

考えるのは難しそうでしたが、
・下水処理場の規模を大きくする。
・「1日何リットルまで」と下水の量を制限する法律をつくる。
・下水道管に雨水と一緒に入ってしまうので、道にゴミを捨てない。
・汚れたお皿はふいてから洗う。
・歯磨きの時は水を止めるなど無駄な水は流さない。
・着てもまだきれいな服は洗わないなど洗濯の回数を減らす。
など意見が出ました。
今年の4年生は、洗濯板で洗濯体験をやったそうで、体験から一生懸命考えてくれたようです。
学習館スタッフからは、目黒川について知らない大人が多いので、ぜひ多くの人に話をしてほしいとお願いしました。
来年もまた4年生が来てくれるでしょうか。楽しみですね。

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新しい配布物のご案内『子どもの目から見た目黒川のうつりかわり』

5月から目黒川と自然コーナーでこのようなパンフレット(A3両面横・白黒印刷)をお配りしております。


2012年に閉館した船入場の川の資料館では2002年から来館者の方々へ目黒川やその周辺について、主に子ども時代(1920年代~1990年代)に体験した話の聞き取りをし、聞き取った内容を時代別に展示していました。
今回はそれを一部抜粋して、戦前・戦後にわけて読めるような配布物にしました。
子どもの目に目黒川がどのように映っていたか、また時代とともにどのように変わっていったか、分かる内容になっています。

目黒区の過去の出版物にも載っていないような話がたくさんあります。また掲載していない話は目黒川と自然コーナーにファイルでまとめてありますので、学習館にお立ち寄りの際はご覧になってみてください。

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