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原っぱのいのち

園内の原っぱは、ボランティア『いきもの池・原っぱクラブ』が管理しています。

バッタなどの草原を利用する生きものたちが暮らしていけるように手入れをしているビオトープです。
生きもののすみかなので、立ち入り禁止のエリアや時期もあります。

逆に草原の環境を維持するために草刈り作業もします。

1月、春に備えて原っぱの枯れ草を刈り取りました。

すると、オオカマキリの卵がたくさん見つかりました!
見つけた卵は近くの木に移動させて…

こんな感じ。
たくさんくくりつけてあるので、まるで団地のようです。

春になると、たくさんの子カマキリたちが誕生することでしょう♪

と、言いたいところですが

このように野鳥に食べられてしまうことも珍しくありません。

野鳥も冬を乗り越えるのに必死です。
カマキリにとっては残念ですが、すべてのカマキリが生き残ると、原っぱにくらすバッタは数を減らしてしまします。

この、食べる・食べられるの関係が自然界のいのちをつなぐのですね。

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落ちてくるタケコプター

日曜日の『楽田クラブ』で籾殻(もみがら)で燻炭づくりをしていると
上からクルクルと舞い落ちるものが!!!
地面をみてみるとカエデの種がありました。これは「トウカエデ」

園内を歩いていると、また上からクルクルと
これは「ケヤキ」。小さな葉っぱを翼にして種を散布します。
種は赤丸部分の丸い粒。

植物は動けないからこそ種を遠くに運ぶ工夫が面白いですね。
クルクルと落ちる様子はぜひ公園で。

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バレンタインにぴったりな花言葉をもつ植物たち

2月のイベントといえば、節分や立春などいろいろありますが…やっぱりバレンタインですね!

お店にはチョコレートが並び、ピンク色のポップが目に付く時期です。

今回はバレンタインにちなんだステキな花言葉を持つ植物をご紹介します。

 

ツバキは様々な花の色があり、花の少ない冬を彩ってくれます。

「ひかえめな優しさ」、「誇り」がツバキの花言葉。

花の色によっても花言葉があり、

赤い花は「控えめなすばらしさ」

白い花は「完全なる美しさ」、「至上の愛らしさ」と言われています。

 

 

シンビジウムは寒さに強い花でランの仲間です。

 

花言葉は「はなやかな恋」、「飾らない心」など。

特に黄色の花は、「誠実な愛情」という花言葉だそうです。

バレンタインの贈り物にはぴったりですね。

 

ローリエは月桂樹とも呼ばれ、煮込み料理に良く使われるハーブです。

ローリエの葉にも花言葉があり、「私は死ぬまで変わりません」といわれています。

とてもロマンティックですね。

ただ、ローリエの花言葉には「裏切り」という意味もあるそうです。
ちょっと怖いですね。

 

今回紹介した花はこれからの時期に中目黒公園で見られます。

ぜひ冬の自然を楽しみに来てください。

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一雨ごとに

一雨ごとに秋が深まります。
公園に入ると雨の香りと甘い香りがしてきました。
雨の公園もなかなか良い雰囲気です。

落ち葉も増えてきました。
甘い香りは、この丸い葉っぱの落ち葉からでした。
カツラの葉は、秋のになると紅葉して黄色からオレンジ色になります。
そしてキャラメルの焦がしたような美味しそうな甘い香りもします。

今年は、暖冬なのかそれとも寒いのか?まだまだわかりませんが、
植物も困惑しているようで、いつもならもう花は咲き終わっているころなのに
ハナシュクシャの花が再び咲き始めました。
カリンの色づきと共にみれるチャンスです。

サザンカサザンカ咲いた道~という童謡どおり、
やはり冬が近づいているようで、学習館のサザンカも咲きました。
これから、少しずつ冬に近づいているのですね。
季節を感じに公園にお散歩に来てくださいね。

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秋らしくなりました。

ちょっと前まで、「暑い暑い!」と言っていましたが、急に冷え込んで来て、
衣替えをするのが大変ですね。
公園の植物たちも夏から秋に代わりつつあります。

 

こちらは、園内をアメジスト色で彩ってくれる「アメジストセージ」。
花の少なくなった園内を明るくしてくれます。

長いお豆の、三尺ササゲ。
お赤飯に入れるお豆です。こんなに長くなるんですね。

 

こちらは少しのんびり屋さんの「ヘチマのお花」。寒くなってしまいましたが、大丈夫でしょうか?

 

お茶の花です。椿の仲間なので、よくみるとそっくりですね。

夏に葉っぱを使ってアイの生葉染めをしましたが、アイの花も咲きました。
園内にはまだまだいろいろなお花が楽しめます。

ぜひお散歩にきてくださいね。

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