おうちで種まきをしてみませんか?

爽やかな季節がやって来ました。
いつもなら、多くの方に中目黒公園を
楽しんでいただける時期ですが、
今はステイホームということで、
ご自宅でゆっくりされている方が多いと思います。
毎日の生活の中に、何かグリーンを取り入れたいなと
考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな、おうちにいる今だからこそ楽しめる園芸として
今回はリーフレタスの種まきをご紹介します。

サラダには欠かせない、レタス。
自分で育てるのは難しいのではと思う方も、
リーフレタスなら小さなプランターでも簡単に育てられます。

こちらの小さな粒がレタスの種です。

この種を土の上に種が重ならないようにパラパラと播くだけです。

レタスの種は「好光性」と言って光(太陽)を感じないと発芽できません。
深く埋める必要はありませんが、日差しが強くなるこの時期は
乾燥しやすいので、種の厚み分程度の土をかぶせてあげると安心です。

レタスの発芽温度は20度~25度と言われています。
春先に播く時は、ポットに播き、日当たりの良い屋内に置くと発芽しますが、
5月以降ならは、屋外でもよく育ちます。
しかし、暖かければ良いというものでもなく、
温度が高すぎると発芽しません。過酷な環境下では
生長できないことを知っているのでしょう。
植物の生きのびる知恵すごいですよね。

種を播いたら、水をあげるのを忘れずにお願いします。
水分がないと育ちません。

発芽すると、根を出して自分で潜っていく姿がみられてかわいいです。
時間があるとき、よーく観察してみてくださいね。
4日ほどで、発芽しました。

 

こちらは、4月のはじめに播いたものです。

育つと窓辺やベランダにも彩りを添え、目にも楽しいですね。
ベビーリーフとして、サラダに加えてお楽しみください。

自分で育てたレタスが入ったサラダは、
いつもより格段においしいですよ!

追加情報として・・・
どんな土が必要なの?と言う質問を良くいただきます。

実は発芽には特に栄養がある土が必要ないのです。
それは、種の中には発芽に必要な栄養と2週間ぐらい生き延びられる
栄養が入っているからです。
自分の子孫が生き延びられるように、ゴマ粒ほどの
こんなに小さな種の中にもしっかりお弁当を持たせてあげいるのです。

しかし、その後大きく育つためには栄養も必要です。
プランターで育てる方は、市販の「草花用培養土」で十分育ちます。
庭に直接の場合は、水はけが良く、水持ちがいい肥えた土を好みます。
極端に酸性度が強い土でなければ大体育ちます。

皆さんのチャレンジ報告、学習館が開館したときに、
ぜひ伺えたら嬉しいです。

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