目黒区　花とみどりの学習館ブログ

中目黒公園のスロープの途中には、オリーブの木があります。

オリーブの木をよく見てみると…

メジロがオリーブの実を食べています。
他にも、スズメやムクドリ、シジュウカラなどの
鳥がオリーブの木に集まっています。

生命再生型公園である中目黒公園は、あえて種や実を収穫せず、
残しておくなどいろいろな工夫で生き物たちがすみやすい環境をつくっています。

冬には、モズやハクセキレイ、ツグミなどの鳥もやってきています。

紅葉が奇麗な季節となりました。
中目黒公園も、赤や黄色の葉っぱでカラフルに賑わっています。
紅葉が終わると急に景色が冬らしくなってしまいますね。

花とみどりの学習館の学習館では、
毎年ボランティア養成講座「花みどり人講座」を実施しています。
中目黒公園で実践している無農薬や化学肥料をつかわない
循環型園芸という手法を使い、公園の生きものは公園で命をつなぐ
「生命再生型公園」を目指しています。

4月～スタートした受講生の皆さん。
最初はドキドキ、ワクワクしながらも、いろいろな作業に挑んでいました。

植物の知識増え仲間との交流も、回数を重ねるごとに楽しさが増している様子。
公園祭は準備の段階からいろいろなアイデアが飛び交い、

お祭り本番も大活躍
　

落ち葉が舞い、寒くなってきた11月の講座では、たくましく育った受講生の皆さんが、
ステキなティピー（Tipi またはTeepee）のような囲いを作ってくれました。
これは寒さ除けです。冬の間、冷たい風や霜や雪から植物を守るために、
公園内にある植物の枯れ枝などで作りました。
こういったものがあると、園内の生きものたちも冬越し出来ます。

最初は全36回も！！と感じていた受講生の皆さんも、
週末中目黒公園に来ることがライフスタイルの中に組み込まれ、
毎回園内でみどりと触れ合う活動でリフレッシュされています。
講座終了後も、引き続きボランティアとして公園に関わって下さる方も多く、
みどり好きの仲間の輪がどんどん増えています。

来年度の受講生募集は、令和8年3月から始まります。
目黒区報3月1日号・花とみどりの学習館ブロク・インスタグラムにて募集を開始いたします。
詳しくは、「花とみどりの学習館」にお問合せください。

真っ赤だな～真っ赤だな～♪

ツタの葉っぱも真っ赤だな♪

モミジの葉っぱも真っ赤だな～♪

カキの葉っぱは橙で～♪

ミズキの葉っぱは黄色だな～♪
日の光を受けると、葉脈や葉の特徴がよくわかりますね。

今年は一気に気温が下がったこともあってか、
園内の木々の葉は一斉に紅葉しています。

見つけた落ち葉は、学習館で開催中の落ち葉コンテストにご応募ください♪

中目黒公園の前にある目黒川沿いの桜が紅葉しています。
目黒川の桜というと春のイメージがあるかもしれませんが、
紅葉した桜も絶景です。

また、川には冬しか見られない種類の
小柄な「コガモ」や尾羽が長い「オナガガモ」がやって来ています。

さらに、川の中を覗いてみると海からやって来ている「ボラ」や「クロダイ」見えたりなど

たくさんの生きものたちを目黒川で見ることができます！

木枯らしが東京でも吹きまして、公園では木の葉が舞っています。

紅葉が楽しめるこの時期にオススメなのが落ち葉さがしです。

公園内を歩いていて始めに見つけたのは、タイサンボクの葉。

しっかりとした葉が、べっこうのようにつやつやしていてきれいです。
同じタイサンボクでもいろんな模様がありますが、私のお気に入りはこれにします。

つづいて、歩いていると漂ってきたいい香り・・・。
辺りの地面を見てみると落ちていました、カツラの葉。

カツラは甘いいい香りがします。私にはキャラメルのような、鈴カステラのような匂いに感じます。
見た目も縁も丸くて、かわいいですね。

この葉っぱも私のお気に入り。

さらに歩いていると、落ち葉が道に落ちています。

この大きな葉っぱはプラタナス（モミジバススカケノキ）の葉です。

モミジのような3つのとんがりが象徴的ですね。
あら、この葉っぱは右のとんがりが折れています。魔女の帽子みたいですね。
今日のお気に入りにしましょう。

さて、こちらが今回公園を歩きながら探したお気に入りの落ち葉コレクションです。

せっかくなので、花とみどりの学習館で開催中の落ち葉コンテストに出してみましょう。

出場できるのは1つだけなので、今回はプラタナスの葉にします！

さて、結果は・・・

カドがおれてチャーミングで賞！！！

「落ち葉コンテスト」は12月20日まで開催中です。

ぜひ、公園内でお気に入りの落ち葉を探して、
コンテストに出してみてくださいね♪

※持って帰りたくなるほどかわいい落ち葉たちですが、
残念ながら公園内の木の実や果実、落ち葉は持ち帰ることはできません。

急に寒くなってきた中目黒公園。

園内を歩いていると、秋の落し物を見つけました。

どんぐりです。
名前はマテバシイといいます。
ぼうしに魚のうろこのような模様があるのが特徴です。

近くの木を見上げてみると、ありましたマテバシイの木。

枝先をみるとフワフワの花が咲いています。
綺麗ですね。

また、公園を歩いていると白い木の実を見つけました。

センダンです。

この木の実は乾燥すると、星のような形になるんです。
上からみるとこんな感じ。

かわいいですね。

公園にはほかにもいろんな木の実が落ちています。
ぜひ、公園内で探して、観察してみてくださいね。

※持って帰りたくなるほどかわいい木の実たちですが、
残念ながら公園内の木の実や果実は持ち帰ることはできません。

五感の庭のスタッフお勧め植物3選をご紹介します

もふもふな手触り　「アメジストセージ」　色もかわいいです

あま～い香り「カリン」　たわわに実っています

白さ際立つ「ジンジャーリリー」　リッチな香りもお勧めです

あなたの好きな秋の植物を五感の庭で探してみてください。

★中目黒公園で香りや手触りをを楽しむ時のお願い★
花や実は皆さんが楽しむために公園で育てています。
摘み取らないでください。
優しく指で触れて感触を楽しみ、手についた残り香を楽しんでください。

原っぱを散策しているとあちこちで紫色の小さな花が咲いています。

秋の七草のハギにそっくりですが、原っぱで咲いていたのは、荒れ地盗人萩(アレチヌスビトハギ)でした。

花ができた後にできる莢の表面は細かい毛がたくさん生えていて、触るとザラザラでマジックテープのようです。

中には種が入っていて、人にくっついて移動して移動した先でまた増える目論見なのでしょうか。一度くっつくとなかなか離れてくれません。
園内にはくっついたり、ひっついたりするのが得意な植物がほかにもあります。

ぜひ、探してみてくださいね。

今年の夏は残暑も厳しく、9月になっても真夏の暑さで
もうそろそろ、秋が恋しい季節です。

植物たちも、厳しさに耐える毎日ですが、
エビスグサは、暑さに強いのか、凛とした出で立ちで
元気いっぱいです。

マメ科の植物ですが、マメ科らしからぬ丸みのあるかわいいお花です。

面白い実を付けました。