桜が開花し始めました。

ぽかぽか陽気が続き、中目黒公園の草花も元気に花を咲かせています。

学習館前のエンドウもムラサキ色の花がつぎつぎと開いて、とても豪華です。

チューリップをはじめとした球根類もカラフルな花を咲かせています。

テントウムシも動き始めたようです。

そして、待ちに待ったサクラの花も何輪か咲いてきました。
公園には様々な種類のサクラが植えられています。
最初に咲いたのはソメイヨシノのようです。

これからもっと暖かくなると他の花もたくさん花が咲きますので
ぜひお天気の良い日はお花見にお出かけしてみませんか?

※お花見の際の注意※
・園内にゴミ箱はありません。ゴミのお持ち帰りにご協力お願いします。
・芝生や原っぱでは、場所取り及びテントの設営ができません。
・お花見シーズンは園内が大変込み合うことが予想されます。譲り合ってご利用ください。
(酒宴・宴会はできません。)
・その他、公園をご利用の際は公園入口・園内各所に設置してあります利用マナーをご参照ください。

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春の嵐の後は

春の嵐のあとは、決まって公園に集まってくる
ヒキガエル。
今年はいつもよりのんびり寝ていたようですが、
3月1日の朝、公園に来てみると、なんだか公園が賑やかです。

まだ、寝ぼけまなこで、恋のお相手をさがしている様子ですが、
うかうかしていられません。
恋のライバルはたくさんいます。

お昼ごろには、ハッピーなカップルが

今年もたくさんのオタマジャクシかみれるかな?

春告草と呼ばれるウメの花もみるみると、開花してきました。

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春告草

花を観賞するためのウメの花は、早く咲くものが多く、
実を収穫して楽しむためのウメの花は少し遅れて咲くと言われています。

写真は「豊後梅」の花の蕾です。
「豊後梅」は、豊後の国(大分県)から世に広まったと言われています。
通常のウメの花よりも大きな花が咲き、アンズの花のようです。
実も大きめで、梅干しにしても、ウメジュースにしても
とても美味しい品種です。


ウメの花がほころびはじめると、
花の香りがあたりに漂って春も間近だなと感じさせてくれます。
ウメは「春告草」とも呼ばれていますが、
そのように呼ばれる由縁もわかる気がしますね。
満開になるのはもう少し先になりそうです。

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モズのとっておき

日差しが暖かい日、外で植物のお世話をしていたところ…
「ピーピー!ピチチチチ!ピィッピッ!」
とても賑やかな声が聞こえてきました。

耳をすませば、同じ方向から聞こえてくるので
声の主をよーく探してみると

モズが盛んに鳴いていました。

モズは漢字で書くと「百舌鳥」
漢字の名前の由来は、他の鳥の鳴き真似がとても上手なことからきています。

可愛らしい顔をしていますが、狩りがとても上手です。
普段は昆虫を主に食べていますが、小鳥をとらえることもあるそうです。

また、モズは「はやにえ」をすることでよく知られています。

はやにえとは、とらえた獲物を枝などに突き刺したり
はさんでおいて取っておくモズの習性のひとつを指します。

中目黒公園でも時々、はやにえが発見されていますが・・・

まだ今年は、このはやにえを見つけられていません。
もし、はやにえを見つけることができたらそーっと見守ってあげて下さい。

モズのとっておきを見つけに公園に遊びに来てくださいね。

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春を待つ花たち

立春を過ぎ、お天気がころころと変わるようになりました。

こうやって少しずつ春に近づく間にも、
きれいな花を咲かせ、私たちを暖かい気持ちにさせてくれるのが、
クリスマスローズとスノードロップです。

どちらも同じような生育条件を好むので、
中目黒公園でも樹木の下に植えられて、一緒に見ることができます。

 

クリスマスローズは大きく3つに分類され、花の形や模様も多種多様なため、
ガーデナーを魅了する植物のひとつでもあります。

さて、みなさんはクリスマスローズの花びらはどれか分かりますか。

下の写真で、一見花びらのような白い部分は萼片(がくへん)で、
本当の花びらはめしべの横にあり、ネクタリー(蜜腺)と呼ばれます。

 

ネクタリー(蜜腺)は筒状で花びらが退化したものです。開花後は、ぱらぱらと落ちてしまいますが、萼片(がくへん)は退色しても落ちません。だから長く愛でることができるのですね。

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冬の公園作業日

花とみどりの学習館では、毎月0の付く10・20・30日を公園作業日としています。
公園作業日では、その時公園で必要な作業に、ボランティアでご参加いただくことができます。

今回は、冬の公園作業日の様子を少しご紹介したいと思います。
この日は、公園の入り口のカナメモチの生垣の剪定を行いました。


剪定は木の生長やバランスを考えながら行う作業なので、思いのほか身体だけではなく頭も使います。

どの枝を伐ってどの枝を残すか迷ったら、いろんな方向から生垣を眺めてみたり、周りの人と相談しながら、和気あいあいと作業を進めていきます。

2時間の作業でこんなにすっきりとしました!
この日はいつもの公園作業日に比べると大掛かりな作業となりましたが、
「今日もよく働いたので、ぐっすり眠れそうだ。」
「冬の間にすっきりと剪定ができてよかったね。」などの感想も挙がっていました。

ご家庭や自分だけではなかなか出来ないような作業を行うことが出来たり、みなさんと一緒に作業をして達成感を味わうことができるのも公園作業日の良いところなのではないかと思います。

「外で身体を動かしたい」「自分にもできるボランティアをしたい」「公園のためにちょっといいことをしたい」など、みなさんが公園作業日に参加する動機も様々です。

ご興味のある方は、ぜひお気軽に公園作業日にご参加下さい。

【~公園作業日ご案内~】
学習館のスタッフと一緒に、草取りや花壇の管理などを行うボランティア活動です。
どなたでもお気軽にご参加いただけます。
その日に集まっていただいた方で、できる作業を行います。

実施日:毎月10・20・30日の10:00~12:00
(休館日と重なる場合、活動はありません)

申し込み:不要・当日花とみどりの学習館窓口でお声がけください

持ち物など:汚れてもよい作業できる格好、軍手など
作業に必要な道具は学習館で貸し出しを行っています。
剪定ばさみなど普段使っているものがある方はお持ち下さい。

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「野鳥で目黒川の環境を知ろう」終了しました。【実施報告】

1月21日に行われた「野鳥から目黒川の環境を知ろう」は、
幅広い年齢の方にご参加いただき、お天気も良く
にぎやかなイベントになりました。

まずは野鳥を見に行く前に、昔の目黒川の地図を使い、
『人工の川か?自然の川か?』『目黒川の今の水源は?』
『目黒川の水はどんな水?』
というクイズで、目黒川の環境について学びました。

園内では、目黒川の水が溢れないよう、
目黒区が取り組んでいる「雨水タンク」や「透水性舗装」
について解説しました。
自分の足元など、すぐ近くにあるものの解説だったので、
参加者の皆さんは興味津々に耳を傾けていました。

船入場では、毎年やってくる渡り鳥のカモ類に加え、
昨年から目立ち始めたオオバン、
サギ類、カワウ、カワセミなどを観察しました。
野鳥の動きをよく観察し、動きの違いまで見分けられた
参加者の方もいらっしゃいました。
特に、子どもたちは待ちに待った野鳥の観察の時間だったので、
楽しそうに観察していました。

(写真左:船入場に向かう途中のなかめ公園橋  写真右:カワセミ)

館内に戻って、カモとサギの剥製でくちばしと脚を見て、
食べるもの、いる場所をおさらいしました。
「カモのくちばしの裏側なんてじっくり見たことがなかった」
と興味深げにのぞき込む方もいらっしゃって
剥製ならではの観察を堪能できたようでした。

ご参加の皆さんからは、「目黒川はよく歩いているが今まで疑問に
思っていたことが分かってよかった」
「自分の生活水の使い方を見直したい」という声をいただきました。

花とみどりの学習館では毎月1~2回ほど「目黒川と自然コーナー」
にて目黒川に関する解説・質問を受け付けています。
なお、解説・質問は事前予約制になっています。
聞いてみたい事項と、希望の時間を学習館窓口までお伝えください。
「自分の住む地域について知りたい」「学校の調べもので質問したい」
そんな時はぜひ学習館にお越しください。
みなさまの来館をお待ちしております。

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冬の木々の観察

もうすぐ大寒。1年で一番寒いと言われている時期です。
寒いと外に出るのも億劫になりがちですが、
こんな時期だからこそ冬の公園の木々を観察してみませんか?

11月の終わりごろは、紅葉がきれいだったケヤキの木。

すっかりと葉も落ちました。

幹と枝だけになると、上にむかってほうきのように大きく広がりながら
のびのびと生長していたことが分かります。

冬の青空に白い水玉模様が映り込んで美しいのはセンダンの実。
遠くから見ると白い花が咲いているようにも見えます。

観察を続けていると思いがけず、こんなものも発見しました。

薄茶色のまん丸い、卵のう(卵が入っている袋)を産み付けたのは
オオカマキリでしょうか?

なんと同じ木に4つも!産み付けられていました。
1つの卵のうの中には、数百個の卵が入っているので、
春になったら…いっせいに賑やかになりそうです。

冬の木々を観察してみると思いがけずいろんな発見があるかもしれませんよ。

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新年あけましておめでとうございます。

お天気に恵まれた年末年始を迎えました。
太陽の日差しが降り注ぎ、
陽だまりは暖かく感じますが、
昨年よりも寒さが厳しいのでしょうか、
ロウバイは、まだ蕾のままです。

ほんのりと甘い香りを漂わせて、
控え目ながらもつやのある黄色い花が
特徴のロウバイの花は、
これからが楽しみなお花です。

日陰では、寒さに耐えながらも、
頑張って咲くビオラが見られます。

暖かな陽だまりスポットでは、
スイセンの花が伸び伸びと
咲いています。

ハクモクレンの暖かそうな毛に包まれた
冬芽は、青空にとても映えますね。

新春の植物たちの装いは様々で
面白いですね。
お散歩がてらにぜひ、遊びにきてください。

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師走

12月は、師走(しわす)といい、「師」も走るほど忙しい
とも言われていますが、中目黒公園も大忙しです。

原っぱの樹木の剪定をしたり

落ち葉を集め、落ち葉堆肥を仕込んだり

花壇を手入れし、春に咲く苗を植えたり

公園の作業はつきません。
こうした作業は、仲間とするととても楽しく、
毎週末、ボランティアさんの笑い声につつまれる学習館です。
ボランティア活動に興味がある方は、
ぜひ学習館にお声かけください。

中目黒公園花とみどりの学習館では
12月28日(木)~2018年1月4日(木)
の間、休館させていただきます。

今年も皆様のお陰で、
園内には様々な種類の植物が育ち
イベントもたくさん実施することが出来ました。
ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。

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