「野鳥で目黒川の環境を知ろう」終了しました。【実施報告】

1月21日に行われた「野鳥から目黒川の環境を知ろう」は、
幅広い年齢の方にご参加いただき、お天気も良く
にぎやかなイベントになりました。

まずは野鳥を見に行く前に、昔の目黒川の地図を使い、
『人工の川か?自然の川か?』『目黒川の今の水源は?』
『目黒川の水はどんな水?』
というクイズで、目黒川の環境について学びました。

園内では、目黒川の水が溢れないよう、
目黒区が取り組んでいる「雨水タンク」や「透水性舗装」
について解説しました。
自分の足元など、すぐ近くにあるものの解説だったので、
参加者の皆さんは興味津々に耳を傾けていました。

船入場では、毎年やってくる渡り鳥のカモ類に加え、
昨年から目立ち始めたオオバン、
サギ類、カワウ、カワセミなどを観察しました。
野鳥の動きをよく観察し、動きの違いまで見分けられた
参加者の方もいらっしゃいました。
特に、子どもたちは待ちに待った野鳥の観察の時間だったので、
楽しそうに観察していました。

(写真左:船入場に向かう途中のなかめ公園橋  写真右:カワセミ)

館内に戻って、カモとサギの剥製でくちばしと脚を見て、
食べるもの、いる場所をおさらいしました。
「カモのくちばしの裏側なんてじっくり見たことがなかった」
と興味深げにのぞき込む方もいらっしゃって
剥製ならではの観察を堪能できたようでした。

ご参加の皆さんからは、「目黒川はよく歩いているが今まで疑問に
思っていたことが分かってよかった」
「自分の生活水の使い方を見直したい」という声をいただきました。

花とみどりの学習館では毎月1~2回ほど「目黒川と自然コーナー」
にて目黒川に関する解説・質問を受け付けています。
なお、解説・質問は事前予約制になっています。
聞いてみたい事項と、希望の時間を学習館窓口までお伝えください。
「自分の住む地域について知りたい」「学校の調べもので質問したい」
そんな時はぜひ学習館にお越しください。
みなさまの来館をお待ちしております。

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