山道ものがたり

山道ものがたり

高尾にはいくつかの山道がありますが、たくさんの人が通る道ほど、下のようなことがおきています。
あなたの通ってきた道のようすを思いだしながら読んでみて下さい。

ものがたり1 ものがたり2 ものがたり3 ものがたり4 ものがたり5

ものがたり1

人が少ない山道は土がやわらかく多くの生きものがすんでいます。

ものがたり2

雨がふるとぬかるみをさけてはじっこを人が歩きます。
そばの草や木がかれてゆき道が広がります。歩く人が多くなると土がふみかためられ
雨水はしみこまずおち葉や土がながされます。土がながされれば根からよう分をとれない木はかれてしまいます。

ものがたり3

草や木がへるとそれにたよっている生きものもへっていきます。そこで土がながされるのをふせいだり
歩きやすくするため階段をつけました。

ものがたり4

それでも階段をさけてわきを歩いたり近道を歩く人が多いためさらに多くの生きものがへり道は広がっていきます。

ものがたり5

これが高尾の山道です。このようすをあなたはどう思いますか?

1号路のようす

1999年の1号路
木の根をくぐって遊ぶ登山者もいたようです

2003年の1号路
木の根の浮き上がりが激しいため、柵をつけました

もみじ台周辺のようす

1999年のもみじ台下
尾根道なので土壌浸食が激しい

2003年のもみじ台下
柵をつけ、土留めのための丸太をしきました

稲荷山コースのようす

2002年の稲荷山コース
木の根が浮いています

2003年の稲荷山コース
階段のまわりに柵をつけました
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