
アメリカザリガニは、昭和初期に日本に持ち込まれた外来種です。地域の自然環境に悪影響を及ぼす恐れのある生物として、環境省で定めた「生態系被害防止外来種リスト」に掲載されています。
桑袋ビオトープ公園でもアメリカザリガニが年々増えつづけ、 ヤゴや水生植物が激減するといった、水辺の生態系への影響が出ていました。
そこで、水生生物の生息環境を守り、公園の生態系のバランスを良好にするために、来園者の方に釣ってもらったザリガニを駆除する、という仕組みを取り入れています。
この仕組みを初めて2015年で5年になりますが、以前と比べてヤゴの数の増加、スジエビの増加など、確実に成果が現れてきています。
アメリカザリガニを日本に持ち込み、増やしてしまったのは私たち人間が原因です。やむを得ずアメリカザリガニを駆除していますが、そのことを忘れてしまってはいけないと考えています。
ザリガニ釣りができる日-
- 1年を通して当公園の開園日であれば、いつでもできます。 (11月~4月はザリガニが冬眠するため、ほとんど釣れません)
- 受付は午前9時30分~11時30分、午後1時~4時までです。 (11月~1月は、午後の受付時間が午後1時~3時30分まで)
- ザリガニ釣りの参加方法
- ザリガニ釣りに参加される方へのお願い
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- ザリガニ釣りをする時は、必ずあやせ川清流館で受付をしてください。
- 道具は全て受付時にお貸しします。持参した網や釣りざお、飼育ケースなどは絶対に使用しないでください。
- つかまえたザリガニは全てあやせ川清流館にお持ちください。原則、ザリガニの持ち帰りはできません。