【ジュニアサポーター】7月定例活動『帰真園の生きもの調査』みどりグループ合同活動『こども花壇のチョウ調査』


夏真っ盛りの二子玉川公園より、7月のジュニアサポーター定例活動&合同活動のご紹介です。

 

7月19日(火)『帰真園の生きもの調査』

普段は網を使っての生きもの採集は禁止の帰真園ですが、この日は特別!
池の中にどんな生きものがいるのか、中に入って調査します。


トンボの幼虫(ヤゴ)やゲンゴロウの仲間、ヌマエビの仲間が見つかりました。
特にヌマエビは大漁!
ほかにも、親指ほどの大きさのニホンアカガエルが網に入りました。

 


楽しい採集の後は、少しお勉強の時間です。

皆さんは、「外来種」についてご存じでしょうか?
「外国からきた生きもの」のことと思われがちですが、正確には「人の手によって本来の生息地から別の場所に持ち込まれた生きもの」を外来種とよびます。
そのため、同じ国に棲む種類でも、誰かが捕まえて本来の生息地とは異なる場所に放せば、その生きものは外来種となります。

今回の調査で見つかった生きものでは、ヌマエビの仲間とニホンアカガエルが二子玉川公園の外来種にあたります。

外来種によって病気が持ち込まれたり、食べられてしまったりすることで、その場所にもともと棲んでいた「在来種」の生きものは数を減らしてしまうことがあります。
たとえ善意でも、生きものを別の場所に放さないようにお願いします。

参加したジュニアサポーターの中には、外来種についてよく知っているメンバーもいました。
今日のお話を、友達やご家族にも話してみてね!

 

7月23日(土)『こども花壇のチョウ調査』

みどりグループさんと合同活動のチョウ調査を、今年もこども花壇で実施しました。
こども花壇には、チョウをはじめ様々な生きものが集まってきます。どんな生きものが見つかるかな?早速調査開始です!


この日は気温が高く、あまりチョウは飛んでいませんでしたが、それでもヤマトシジミやナミアゲハ、ハチの仲間などが花に集まっていました。ハーブをかき分けると、エンマコオロギの幼虫もいましたよ!

活動の終わりに、みどりグループの皆さんに見つかった生きものの報告をします。
ジュニアサポーターもみどりグループの皆さんも、暑い中ありがとうございました。

 

うだるような暑さが続きますが、8月もジュニアサポーターの活躍をご期待ください!
(まっつん)