見どころ」カテゴリーアーカイブ

どっちが主役?

エントランス広場の風景です。

やさしいピンク色のお花がきれい‥‥‥‥。

でも、実はコレ、植栽されているサツキツツジに絡みついて沢山咲いている、いわゆる’雑草’なんです~~~~!!

でも、きれいな花ですよね。名前は「コヒルガオ」。

左の葉がサツキツツジ。 右がコヒルガオの花。

強くて、繁殖力旺盛なコヒルガオ。

除草作業が入ると見られなくなってしまいます。

今のうちに雑草の強さと美しさを観察するチャンス!!です。

(ゆっきー)

 

帰真園の小さな住人

皆さんは日本庭園に行ったことはありますか?

「美しい景観」「池」「四季折々の花」等々訪れた人々が楽しめるように造られていますが…

実は様々な植物が植えられ、水場があるおかげで特に都市の中では昆虫や鳥など小動物の生息環境として、とても重要な役割を果たしているんです!。

とゆーことで…

今日は園内にある日本庭園「帰真園」で生き物を探してみました。

 

 

 

 

 

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: オオクモヘリカメムシ-1.jpg 

オオクモヘリカメムシ。入ってすぐのネムノキの下にいましたよ。

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: コノシメトンボ-6.jpg 

コノシメトンボ。撮影の際にかなり近寄りましたが全く逃げなかったので、

ゆっくり観察できました。

 

石の下を除くと、同じようにこちらを見つめるニホントカゲを発見!

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: ニホントカゲ-3-1.jpg  

少し離れてしばらく見ていると…

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: ニホントカゲ-1-1.jpg   

りっぱな成体のトカゲが出てきてくれました。

お次は…

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: キマダラカメムシ-6.jpg画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: キマダラカメムシ-4.jpg   

キマダラカメムシです。上のちょっと気持ち悪い?のが幼虫、下が成虫です。

もともとは西日本で増えていた外来種ですが、徐々に生息範囲を拡げ今や二子玉川公園でもお馴染みのカメムシとなりました。

この近くで孵化後のカメムシの卵も発見しました。種類は定かではありませんが、キマダラカメムシの卵かもしれません。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: カメムシ卵.jpg

その後も…

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ショウリョウバッタ幼虫

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: セスジスズメ-2-1.jpg   

ガの仲間、セスジスズメの幼虫

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: ゾウムシの仲間-2.jpg   

体長2mmくらいのゾウムシの仲間。

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: スグリゾウムシ-1.jpg    

シロシキブの葉に乗るスグリゾウムシ

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: ヒゲナガハナバチの仲間雌.jpg  

ヒゲナガハナバチの仲間

アオモンイトトンボ

距離にすると数十メートルほどしか歩いていませんが、チョウなど写真に撮れなかった生き物も含め沢山見ることができました。

「生きものを探す」と言うと、もっと自然度の高い場所に出かけて探すような少し敷居の高いイメージですが、実は身近な公園でも十分楽しむことができます。

ぜひ都市公園に棲む小さな住人を探してみてください。

(やたっち)

 

 

 

 

 

 

                           

 

 

クモの巣アート!

最近の公園内での楽しみは、『クモの巣観察』。

巣の形は、クモの種類によって違うといいますが、
同じ種類のクモでも 巣の形・大きさはさまざまです。
一つとして同じものがないのが面白いですよ!!

このクモの巣はタナグモの仲間で、低木の上などに巣をかけるそうです。
園内のツツジの上でよく見つけることができます。

雨の日は、クモの巣に雨のしずくがついてキラキラと光って見えて、
いつもは見られない幻想的な景色に変わります。

ぜひ、雨の日に公園にお散歩にきて、クモの巣観察を楽しんでみてください!!
                         (なべちゃん)

多摩川水生生物調査

月に一度、二子玉川公園に隣接している多摩川で生きもの(水生生物)調査を実施しています。

今日は予想外に晴れて暑かったですが、今年生まれたであろう魚たちなどが多く見られました。他にも野鳥や昆虫もたくさん見られ、生き物観察が忙しい時期となりました。

※多摩川での調査は東京都から許可を得て、世田谷区の事業として実施しています。

(ぱんちょ)

 

いい香り♪

園内ではクチナシの花があちこちで咲いています♪

真っ白な花びらが、美しい・・・!

あまーい、いい香りがしています。

カフェでコーヒーの香りを楽しみ、公園内では花の香りを楽しむ、なんて、過ごし方はいかがでしょうか♪

園内では、その他にも、ナチュモコガーデンではハーブ、帰真園内でも香りを楽しめる植物が植えられています。

雨が多い、この季節。気分転換に、香りを楽しむ公園散策も楽しいですよ。

(スタッフ ゆっきー)

夏の追いかけっこ

4月の終わり頃、ビジターセンターのプランターに蒔かれた種。
プランターはあっという間に葉で溢れ、ツルがぐんぐん伸びてきました!

正体は、夏の定番「アサガオ」。


緑色の葉がたくさんのプランター。ネットにツルが絡まっている。

ツルの先。3~4本ネットに絡まって上に伸びている

上へ上へ伸びるツルたちが、
空に向かって追いかけっこをしているようで、そっと見守りたくなります。
それぞれ、どんな色の花が咲くのかな?

(でこぽん)

初夏の落とし物

暖かい日が続いて、半袖姿で散歩する方も多く見られるようになりました。

来週には梅雨入りする予報もあり、あっという間に夏になってしまいそうですね。

今日は梅雨の前のこの時期に見られる、可愛らしい落とし物を紹介します。

あまーい香りのこの実の正体は・・・ウメです。

まだ少し寒い時期に花が咲くので、実を付けるのも早いですね。まだ緑色をしているものが多いので、落ちている実があったら近くの木をよーく探してみてください。

甘い香りと、すべすべした肌触りはとっても魅力的ですがウメの実には毒があるので食べてはいけませんよ。楽しんだら元の場所に返しておきましょう。

 

次はタコさんウィンナーのようなこれ・・・。さてなんでしょう。

これはザクロの花の”がく”の部分です。

花弁(花びら)の元にあって、うまく受粉すると膨らんで実がなります。秋になると真っ赤で宝石の様な実を見せてくれます。

タコさんウィンナーが落ちていると可愛いらしいですが、園内では中々見られない実がなっている様子も観察したいので是非踏ん張って実ってほしいですね。

足元を見ながら散策してみるのもたまには面白いですよ。

是非、探してみてくださいね。

(あしこ)

ナチュモコガーデンの衣替え

新緑のまぶしい季節になりました!
汗もかくほど暑い日が続くかと思えば、風のつめたい寒い日もあり、
服装にも迷ってしまいますね。
公園では、冬から春にかけて、私たちを楽しませてくれた草花も咲き終わり、
実がなっている木もあります。

公園にある「ナチュモコガーデン」では、先日、お花の植え替えを行いました。
夏から秋にかけて、元気に咲いてくれるカラフルな花々がたくさん!

公園のみどりをお手入れしているサポーター、「みどりグループ」のみなさんと選んだ花たちです。
ナチュモコガーデンが夏らしい雰囲気にがらりと変わり、新しい季節がはじまるような新鮮な気持ちになります。
まだ小さい苗もありますが、夏には花壇いっぱいに育った花がみなさんをお迎えすることと思います。
これからの成長もたのしみにしていてくださいね~


(スタッフ でこぽん)




みんなげんき

二子玉川公園の屋内施設が利用休止(新型コロナウイルス感染対策の為)となり、早くも2か月近くとなりました。

これまでに、ビジターセンター1階のふれあい休憩室を楽しんでくださっていた皆さんはお元気でしょうか?この休憩室で皆さんに愛されていた「アズマヒキガエル」たちは元気に、大きく育っていますよ。

2年前に帰真園の池で捕獲したオタマジャクシが、今はカエルとなり、公園に遊びに来る子どもたちと共に日々成長しています。

利用再開となりましたら、ぜひ、大きく育ったアズマヒキガエルに会いに来てくださいね。

(ぱんちょ)

花盛りの虫たち

不安定な気候が過ぎてゆき、いよいよ気持ちの良い春かと思いきや

あっという間に夏のような猛暑になってしまいました。

春はどこにいったのやら…

今年は例年以上に虫の活動が早いようです。

なのでどんな虫が今活発に動いているのか見てまいりました。

まずはこの虫、

見どころではよく紹介する【ヒナバッタ】です。

草の多いサンクチュアリやその周辺で多く見られます。

オスはメスを探すために良く鳴いていますので見つかりやすいです。

 

お次はこんなハチみたいな虫、

【アシブトハナアブ】というハエ・アブの仲間です。

いのちの森などの花や木の周りでよく見かけます。

アブというだけで危ないイメージを持たれがちですが、

この種類は血を吸うことはありません。

(血を吸うアブの種類自体少ないです)

 

最後は毛むくじゃらな虫、

【コアオハナムグリ】が花に集まっていました。

体中に花粉を付けながら花粉をじっくり食べていました。

この虫が集まる木の花はいろんな虫が見られるので、

見つけたらしばらく観察していると色々見られるかもしれませんよ。

 

いつの間にやら夏の気候となってしまった今がまさに

虫が最も活発なシーズンです。自粛期間で外出は控えるべきではありますが、

息抜きのお散歩に公園にいらした際はぜひ草周り花周りを

のぞいてみてください。

花も虫も今がたくさん見られる時期ですので面白い出会いが

あるかも知れませんよ。

長文失礼致しました。今回も虫の情報をお届けしたのは

自粛中で虫捕りに行けていない  【たいしょー】 でした。

たいしょー