皆さんは日本庭園に行ったことはありますか?
「美しい景観」「池」「四季折々の花」等々訪れた人々が楽しめるように造られていますが…
実は様々な植物が植えられ、水場があるおかげで特に都市の中では昆虫や鳥など小動物の生息環境として、とても重要な役割を果たしているんです!。
とゆーことで…
今日は園内にある日本庭園「帰真園」で生き物を探してみました。
オオクモヘリカメムシ。入ってすぐのネムノキの下にいましたよ。
コノシメトンボ。撮影の際にかなり近寄りましたが全く逃げなかったので、
ゆっくり観察できました。
石の下を除くと、同じようにこちらを見つめるニホントカゲを発見!
少し離れてしばらく見ていると…
りっぱな成体のトカゲが出てきてくれました。
お次は…
キマダラカメムシです。上のちょっと気持ち悪い?のが幼虫、下が成虫です。
もともとは西日本で増えていた外来種ですが、徐々に生息範囲を拡げ今や二子玉川公園でもお馴染みのカメムシとなりました。
この近くで孵化後のカメムシの卵も発見しました。種類は定かではありませんが、キマダラカメムシの卵かもしれません。
その後も…
ショウリョウバッタ幼虫
ガの仲間、セスジスズメの幼虫
体長2mmくらいのゾウムシの仲間。
シロシキブの葉に乗るスグリゾウムシ
ヒゲナガハナバチの仲間
アオモンイトトンボ
距離にすると数十メートルほどしか歩いていませんが、チョウなど写真に撮れなかった生き物も含め沢山見ることができました。
「生きものを探す」と言うと、もっと自然度の高い場所に出かけて探すような少し敷居の高いイメージですが、実は身近な公園でも十分楽しむことができます。
ぜひ都市公園に棲む小さな住人を探してみてください。
(やたっち)