厚みのある殻の中がパカッと割れて、中に入ったドングリを発見。
スダジイです。
洗って干すと、殻が割れます。
中からピーナッツが出てきて、
なんとこれがクセがなく、そのままでもおいしい!
よく拾う他のドングリには、タンニンが含まれていて
生で食べようとするとエグくて、たまったもんじゃありません…。
ポリポリ ポリポリ
おいしい!
公園のイベントで使います。
さて、今日もドングリを拾おう。
(かめちゃん)
厚みのある殻の中がパカッと割れて、中に入ったドングリを発見。
スダジイです。
洗って干すと、殻が割れます。
中からピーナッツが出てきて、
なんとこれがクセがなく、そのままでもおいしい!
よく拾う他のドングリには、タンニンが含まれていて
生で食べようとするとエグくて、たまったもんじゃありません…。
ポリポリ ポリポリ
おいしい!
公園のイベントで使います。
さて、今日もドングリを拾おう。
(かめちゃん)
こんにちは。
本日はサンクチュアリの中にある小さな池(ビオトープ)の掃除をしてきました。
網で池の中を掬うと繁茂したアオミドロがごっそり取れます。
こうして定期的に取らないとアオミドロが増えすぎて他の生き物が棲みにくくなってしまいます。
アオミドロや堆積した泥の中に紛れていた生き物を白バットに移してみました。
メダカの他、自然に繫殖したシオカラトンボやギンヤンマの幼虫(ヤゴ)が確認できました。
サンクチュアリは生き物が棲み付くようにスタッフやジュニアサポーター(公園のボランティア
グループの1つ)が工夫を施した場所で、池はその工夫の一環です。
その池で毎年育つ生き物がいて帰真園や公園の外の水辺を行き来していると思うと私たちも管理
してきた甲斐があります💪
今回は一般公開していない場所の秘密の池の紹介でした。
サンクチュアリの自然情報が気になる方はビジターセンターまでお越しください。
(こば)
植物は様々な方法で子孫を増やしていきますが、「実(種)を飛ばす」のも方法のひとつです。
今回はそんな実に注目してみました。
皆さんはこの公園内で下の写真のような実を見たことはありますか?
なかにはこの実で遊んだことがある方もいるかもしれませんね。
実はこれモミジ(カエデ)の実なんです。
種類によって大きさや形は少しずつ違いますがプロペラのような翼があるのは共通の特徴です。
花の終わる5~6月頃に緑色の実をつけ、熟して茶色くなると風に乗って飛んでいきます。
公園内で落ちているモミジの実を見つけたら、ぜひ翼をつまんで上から落としてみてください。
クルクルと回転しながら滑空する様子を見ることができますよ!
(やたっち)
気持ちのいい秋晴れが続きますね。
天気も気持ちもハレバレする陽気ですが、公園の生きものたちは冬に向けて
少しずつ準備を始めているようです。
この虫も、どうやら準備中の様子。
キマダラカメムシといって、主張の強い黒と黄色のマダラ模様が目立つ奴です。
ここ二子玉川公園では、1年を通してよく見かけます。
彼らは派手な見た目に加え、危険を感じるとかなりハッキリとしたカメムシ臭を出します。
屋外であればさほど気になりませんが、この時期は彼らにとって冬越しの準備期間。
冬の間は、厳しい寒さを乗り切るために樹皮や落ち葉の隙間へ潜りこみ、じっと春を待ちます。
ときには住宅の中や建材の隙間、植木鉢や洗濯物なんかに潜りこんでしまうことも(?!)
ビジターセンターにも、天気のいい日には元気よく飛んできて、窓枠や書籍の隙間などの冬越しできそうな物件を探して歩き回っています。中にはそのまま春まで居候を決め込む輩もいます。
あ!さっそく飛びこんできました!
うっかりつぶしてしまうとお互い不幸なので、なんとかお引き取りいただきたいところです。
皆さんのお住まいも、彼らにコッソリ入り浸られていないかご用心ください。
(まっつん)
長かった夏がようやく終わり、過ごしやすい日が増えてきましたね。
園内でも散策を楽しむ方が増えました。
帰真園ではススキの穂が風になびいて良い雰囲気♪
そしてビジターセンター近くの階段は穴場のどんぐりスポットです。
階段のすみっこに目を向けてみると…
あった!
小さい秋みーつけた!
皆さんも小さい秋さがしをしてみてはいかが?
(ぱるる)
こんにちは。
最近は暑さが緩和され、秋らしい涼しい風が感じられるようになりましたね。
この季節になると公園に現れるチョウがいますので紹介します。
ウラナミシジミという小さなチョウです。
毎年西から飛んでくるチョウで、公園内ではヤマハギの花に集まる様子が観察できます。
東京の気候では越冬ができないため、一方通行の旅になってしまいます。
儚い旅のように感じますが、どこかではきっと生き残れる場所を見つけているのかもしれません。
来園された際は、涼しい風とウラナミシジミを通じて秋の訪れを感じてみてはいかがでしょうか?
(こば)
日中はまだまだ暑い日が続いていますが、
夕方になると少しは涼しく感じられるようになってきました。
ビジターセンター前のテラスで、ちょっと一休み。
空の青、雲の白、木々の緑・・・都心にいることを忘れてしまうような景色が広がっています。
よーく見ると、空には月が!
写真を撮ったのは17時過ぎですが、キレイに月が見えていました。
1日の締めくくりに、遠くを眺めてリラックスするのがとても贅沢な時間に感じられます。
ビジターセンター前のテラスは、おススメ眺望スポットですよ。
(あいあい)
今日は公園サポーター/みどりグループの活動日です。ふれあい休憩室近くにある花壇【こども花壇】での作業でした。
伸びきったタイムを切り戻したり、花がらを摘んだりして、花壇がとてもスッキリしました。
みどりグループでは、こども花壇の片隅にエコスタックを設置しています。
花壇のお手入れで出た花がらや伸びた茎などを積んで、生きものが利用できる場所として管理しています。
エコスタックの中を観察していると、
アズマヒキガエルが見つかりました。
サイズが小さめなので、今年生まれた個体のようです。
エコスタックには、草などを分解してくれるダンゴムシやミミズがたくさんいます。
雨上がりでジメジメしていたのもあり、アズマヒキガエルにとって良い環境になっているようです。
1階のふれあいプログラムやみどりグループが活動している日は一緒に観察することができます。
作業をしているスタッフがいたら、ぜひ声をかけてくださいね!
※エコスタックは大切な生きもののすみかなので、普段はそっとしておいてあげてくださいね。
(なべちゃん)
雨の日が続きますね。
人間は雨の日ばかりだと、嫌になってしまいますが、雨でいきいきする生きものもいます。
にょき。キノコです。
雨のあとは公園内でも生えていることがあります。
写真は草広場に生えていました。草地や芝地によく生えるタイプのキノコのようです。
このように、輪のように並んで出ているキノコもありました。
菌輪(きんりん)というそうです。
西洋では、妖精(フェアリー)がこの輪を作り、この中で踊る、という言い伝えも
あることから、「フェアリーリング」とも呼ばれるそうです。
なんだかかわいいですね。
雨の後の公園散歩で会えるかもしれません。
※キノコは種類を定めるのが難しく、有毒の物もあるのでむやみに触らないこと、また触った場合は必ず手を洗ってくださいね。
(ゆっきー)
今日も陽射しが強いので、木陰の涼を求めて帰真園へ。
頭上を見上げると、青いドングリがついていました。
スダジイ
熟したら皮をむいて中身をそのまま生で食べることができる美味しいドングリです。
コナラ
うろこ状のイボイボ帽子をかぶっている姿が愛らしいですね。
葉っぱ付き枝ごと落ちているコナラを足元でいくつも見つけました。
拾ってみると…
鋭利な切り口。
これは「ハイイロチョッキリ」の仕業に違いない!
ハイイロチョッキリ(約1cmの小さな虫)
ドングリの殻斗(帽子)に穴を開け、中に卵を産み付けます。
その後、枝ごと切って地上に落とします。
ドングリの中で産まれた幼虫は、実の中身を食べて育ちます。
足元に枝ごと落ちているドングリを見つけたら、要チェックですよ!
拾って観察した後、そっと隣の地面に戻しました。無事に孵りますように!
(かめちゃん)