昨日は立春。暦の上では春のはじまる日です。
ビジターセンターの前にも、さっそく春の訪れが。

カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)です。
通常3月頃から開花しますが、すでに数輪しっかりと咲いていました。
彼らが咲き渡る季節は、案外すぐそこまで来ているようです。
(まっつん)



昨日は立春。暦の上では春のはじまる日です。
ビジターセンターの前にも、さっそく春の訪れが。

カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)です。
通常3月頃から開花しますが、すでに数輪しっかりと咲いていました。
彼らが咲き渡る季節は、案外すぐそこまで来ているようです。
(まっつん)
毎日、寒い日が続きますね。寒いと外に出たくなくなっちゃいます。
二子玉川公園も、ほら、こんなに寒い~~。

水飲み場に溜まっていた水も凍り、帰真園の池も日陰部分が凍ってます。
ああ、寒い寒い。暖かい場所はないのかしら~~。


ナチュモコガーデンはお日様が当たって、暖かいかなあ。
冬でも、お花が頑張って咲いているなあ~~。

このベンチは、日当たりが良さそう!
暖かい飲み物でも買ってきてここで飲もうかな?

暖かい場所を求めて、公園内を巡っていたら、いつの間にか体はポカポカ。
ふと、空を見上げると、雲一つない青い空…。
気持ちいいな~~。
寒い日は、動きたくなくなりますが、ちょっとお散歩してみると、体に元気が戻って、気持ちも晴れてきます。寒い日こそ、ふらっと、気分転換に二子玉川公園へお散歩も、いいかもしれませんよ。
(ゆっきー)
年が明け益々冷え込むようになり、雲ひとつないお天気が続いていますね。
二子玉川公園の池、今日はこんな色でした。

どこまでも続いていきそうな青!まさに冬の空を跳ね返している色です。
おうちでは毎日のように水を使いますが、この頃は海にも行けず、川にも行けず・・・
池のようにたくさんの水を目にすることが久しぶりで、その青さに、少し驚いてしまいます。
私たちは水を無色透明と知っていながら、水の色というと
「水」色というように、あの清々しい、さわやかな薄めの青色を想像する気がします。
みなさんは みず は何色だと思いますか?
(でこぽん)
新年1回目となる見どころは、ナチュモコガーデンでの発見をご紹介。
12月4日の見どころ「ハボタンのお客さん」で、モンシロチョウの幼虫について掲載しました。
1か月前にはたくさんいた幼虫が、今ではほんの数匹。
みんなどこに行ったのかな?と思っていたところ…いました!蛹になっています!!

(写真の白い矢印部分のような溝を探すと見つかります。)
みどりグループでナチュモコガーデンの作業中、
サポーターのお子さんが見つけてくれました。
モンシロチョウは蛹の状態で冬を越して、春にチョウに羽化します。
暖かくなって無事に羽化できるよう、見つけてもそっと見守ってくださいね。
(あいあい)
もうじき今年も終わり…新年を迎えようとする今日この頃…
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年最後?の見どころは冬越しの虫をご紹介します…
…また冬越しの虫?とか思われてしまうでしょうが、前回のものとは別種なのでぜひ前回のと比較してみてください。
まずはコレ

【チャミノガ】というミノムシになります。
前回はオオミノガという枝にぶら下がったイメージ通りのミノムシだったかと思いますが、今回のは葉の裏にピタッとくっつくのが特徴的のミノムシです。また、ミノの材料は枝のみを使っているのですぐに見分けがつくと思います。
次は…

【オオカマキリ】の卵ですね。
前回のハラビロカマキリと異なり、尖りのない大きな卵です。正確には卵ではなく、卵鞘(らんしょう)という卵を守る塊に卵がたくさん入っているものです。園内で見られるオオカマキリ、ハラビロカマキリ、コカマキリの卵鞘は形が異なるので是非調べてみてください。
最後はおまけ

【クロヒラタアブ】というハナアブです。
以前もどこかで紹介したと思いますが、アブの仲間の一部は冬でも見かけることが出来ます。その多くが日当たりの良い葉の上だったりするのですが、結構様々な見た目をしているので楽しめると思いますよ。
今回は以上になります。
今年は流行り病の影響で公園に来れなかった方にも楽しんで頂けるよう、園内の生きもの見どころ紹介をさせて頂きましたが、来年に状況が落ち着きましたら是非公園で観察してみてください。
今回も虫の事を語ったのは たいしょー でした。
たいしょー
今回は、二子玉川公園内のスタッフお気に入りのスポットをご紹介します!
★富士見台からの眺め
天気の良い日に富士見台に登ると富士山が見えます。
朝早めの時間が、清々しくてオススメ!!

★名もなき小径
富士見台を超えて、カフェに向かう手前に下へ降りる階段が・・・。
どこにつながっているのかな~~


降りたら、帰真園の上野毛口に着きました!
メインルートではないので、1人でのんびり落ち着きたいときにここを通ります。秋ごろまでには萩の花やそこに来る蝶も楽しめます。穴場ですよ~~。
★帰真園の池を眺める

帰真園内の清水邸書院の軒下から、時雨亭に向かって池を眺めると、爽快~~!
皆さんも、公園の中で自分だけのお気に入りの場所を見つけてくださいね。
(ゆっきー)
すっかり冬の気候になりました。
公園の木々も寒々しい姿になってきましたが、帰真園ではこの時期でもまだ紅葉が楽しめるんです!




燃えるような紅色が目に鮮やかですね!
お天気の日は特に見ごたえがありますよ~~

ふれあい休憩室のしぜんマップも、冬の見どころバージョンに更新しています!
寒くなっても、自然はまだまだ楽しめることがいっぱいですね。
新たな冬の魅力を探しに、公園へ足を運んでみてはいかがですか?
もちろん、感染症対策もお忘れなく!
(まっつん)
ナチュモコガーデンでは今、
冬から春にかけて楽しむことのできる植物が植えられています。
その中の1つ、ハボタンの葉が虫食い状態になっています。
誰が食べたのか葉っぱをよく見てみると…いました!
モンシロチョウの幼虫です!!

ハボタンはモンシロチョウの幼虫が好きなキャベツと同じ、
アブラナ科の植物です。
今回ナチュモコガーデンに植えたハボタンは、
公園サポーターみどりグループの皆さんと種から育てた無農薬のものです。
モンシロチョウの幼虫にとっては、おいしいご飯なのでしょう。
ハボタンを食べつくされてしまうと困ってしまいますが、
ナチュモコガーデンは人だけではなく生きものも楽しめる、
すごくステキな場所なんだなーと改めて感じました。
(あいあい)
ナマズという魚を見たことはありますか?名前を聞いたことはあっても実際に見たことのある人は意外に少ないのではないでしょうか?

昨日実施した多摩川水生生物調査でナマズを捕獲しました。
ナマズ科ナマズ属に分類され、日本産淡水魚では数少ない肉食性魚類です。獲物を捕らえるために特別な能力を備えています。
一番に目がいくのは大きな頭と口!写真でもわかる通り、前に出た下あごと大きく横に広い口で何でも飲み込んでしまいそうな顔立ちをしています。
下の写真で少し見えていますが、口の中にはザラザラとした板状の歯があります。この歯で獲物をしっかりと捕らえ飲み込みこんでしまいます。


ナマズといえばヒゲも特徴!口の横と下あごに全部で4本あります。このヒゲには「味蕾(みらい)」という味を感じる器官があります。実はナマズの「味蕾」の数は人間のおよそ30倍くらいで、脊椎動物のなかでもトップクラスの数です。その味蕾をヒゲ以外に全身に備えています。
加えて生き物が発する微細な電気を感じ取ることができることが知られています。これらの能力を駆使して暗闇の中で獲物を探し捉えるのです。
今回捕獲したナマズは期間限定でビジターセンター1階のふれあい休憩室に展示しています。すこし臆病なので観察するときは静かに観てあげてくださいね。
(やたっち)
11月もすでに下旬。なんだか温かい日々が続いておりますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日11/24は、季節らしい気温と北風、たまに降る雨など昨日までの気候とは打って変わって体感温度は低いので、皆様も体調にはお気を付けください…
さて今回は、いよいよ冬が迫ってきている中、冬越しが始まっている虫たちを2種類ほどご紹介いたします。
まずはこちら。

【オオミノガ】
ミノムシの代名詞ともいえる種類。大きなミノは葉っぱのみを用いて作られるのが特徴的。5月ごろに蛾の姿の成虫になりますが、メスはミノの中で羽化はするものの成虫は蛆虫の姿をしている。
実は公園にはミノムシの仲間が3種類ほどいます。園内のいろいろな場所に潜んでいるので公園に来た際はぜひ探してみてください。
次は人気な種類のこちら。

【ハラビロカマキリ】
写真ではなんだこれと思われがちですが、枝の下の塊はハラビロカマキリの卵(卵鞘※らんしょう)なのです。カマキリの仲間のほとんどは卵で越冬します。ハラビロカマキリは枝などで産卵することが多く、卵鞘の下が尖っているのが特徴です。
カマキリはこの時期でも多くの子どもたちが探しに公園に訪れますが、大体は卵を産んでいなくなってしまうので見つかりません。来年の夏までは卵を探して、いつ孵化するのか確認しに公園に来ていただけると楽しいかもしれません。
※観察の際は植栽の枝を折らないようにお願い致します。
今回は以上となります。
実は冬でも探せばたくさんの虫を見つけることができます。今日は多摩川ではナナホシテントウやナミテントウ、ヒメアカタテハなど見ることができました。今度は皆さんが自分の眼で探してみてください!
以上、冬も虫を探してウロチョロ… たいしょー でした。
(たいしょー)