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旅立ち

今年も帰真園の池から、小さなアズマヒキガエルたちが陸上へと旅立っていきました。

例年2月下旬に二子玉川公園のアズマヒキガエルたちが池に産卵し、公園の子どもたちの目を楽しませながら成長するオタマジャクシ。

【今年の春の様子】

そしてゴールデンウィークの時期に小さな小さなカエルとなり、陸上へと生活の場を変えます。

オタマジャクシの時は雑食で落ち葉などでも食べますが、上陸後は肉食となり、小さな虫など生きているものしか食べません。

ここからが頑張りどころ。エサをしっかり食べられて大きくなれるのは、きっとごくわずか。

見つけても温かく見守ってあげてください。

(ぱんちょ)

模様に注目!

こども広場の近くに、ガマズミの木があります。
緑の葉っぱをみてみると、赤や黒の模様をもつ虫たちがたくさんいます。

まずは、こちら。

ナミテントウです。
模様の点の色や数は違いますが、同じ種類のテントウムシです。

つづいては、こちら。

ダンダラテントウです。
さっきのナミテントウより一回り小さいテントウムシです。
これも2枚の写真をみると模様は違いますが、同じ種類です。

最後に、こちら。

これもテントウムシ?
いいえ、これはクロツツハムシというハムシです。
テントウムシに似ている模様をしていますよね。

同じ種類の生きものでも模様が違っていたり、違う種類の生きものだけど模様が似ていたり…
いろいろな模様があっておもしろいですね。
(あいあい)

春のナチュモコガーデン

園内もあちこちで花が咲き、本格的に春の様相を見せ始めています。    

今回ご紹介するのは…

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は DSCN4925_R.jpg です

ナチュモコガーデンです!

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は DSCN4926_R.jpg です

注目はハーブエリアのフレンチラベンダー!

ウサギの耳の様な形のかわいらしい花が特徴です。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は DSCN4917_R.jpg です

 

近くによってみると…

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は DSCN4908_R-rotated.jpg です

セイヨウミツバチが蜜を舐めに来ていました。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は DSCN4922_R.jpg です

 

こちらは肢(あし)に「花粉だんご」をつけています。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は DSCN4914_R.jpg です

花粉だんごは蜜を舐めに来た時に体に着いた花粉を文字通りだんご状に丸めたもので、巣に持ち帰り保存食として蓄えられます。

体に着いた花粉はエサになるだけではなく、花から花へ運ばれ子孫を増やすことにもつながっています。

これから益々生きもの達も活発になり、にぎやかになっていきます。

普段見慣れた光景をいつもよりちょっとだけよく見てみると

今まで見えなかった世界が広がっていますよー。

 

(やたっぴ)

春の身近な自然

お日様の光が段々と強くなり、若々しかった木々の葉っぱが力強くなってくるのを感じます。ふと足元を見てみると、黄色い小さな太陽のようなタンポポ、

紫色の人魚が座っているようなホトケノザ、

スギナの林にくるくるとひげを伸ばすカラスノエンドウ、

他にもいろんな草花が生き生きと伸びていて、しゃがんで見るとまるで森のようです。

そこに集まるのは小さな虫たち。

いつもは見逃してしまうような彼らも、じっと見てみるとせっせと何やら動いています。

ご飯を食べてる?それとも一休み?私たちと同じ時間を生きている生きものたち。

足元に目を向けて、彼らをゆっくり見てみると何か見つかるかもしれません。

お家のまわりにも実はたくさんの生きものたちが暮らしています。

草むら、石の下、水のなか、、どんな生きものがいるでしょうか?ぜひ探してみてくださいね。

※今回はそんな生き物のぬりえを載せました。ぜひダウンロードしておうちで塗って、また、お家の近くにいるかれらを探してみてくださいね。

(たぐっち)

モミジの新葉

園内では木々の葉が芽吹き始めていますが、
その中でもオススメなのがモミジ類です。

冬芽から新しい葉が出て広がっていく様子は、
まるでつぼみが開いて花が咲いていくようにも見えます。

写真は「出猩々(でしょうじょう)」という品種のモミジですが、
葉の赤色がとても鮮やかです。
他にもいろいろな品種のモミジがあるので、
お気に入りのものを探してみるのもおもしろいと思います。

おもに帰真園内でいろいろなモミジを見ることができますよ。

(あいあい)

帰真園・春の風物詩

帰真園では今年もアズマヒキガエルのオタマジャクシたちが元気に泳ぎ出しています。

今年は早くに産卵が始まり、さらに卵塊の数が非常に少ないという特徴がありました。

        産卵直後のアズマヒキガエル卵塊

黒いつぶつぶ一つが卵です。卵を覆うゼリーの様な袋(卵のう)がヒモのように細長くなるのがヒキガエルの特徴です。

ヒキガエルは1匹のメスが1500から多いと8000個の卵を産みますが、その中で成熟したカエルに成長できるのは数匹と言われています。ただでさえ低い生存率なのに…へたをしたら公園のカエルがどんどん減ってきてしまうかも!という事で、二子玉川公園ジュニアサポーターの子どもたちと一緒にパワーアップした看板を作製し掲示しています。

    ジュニアサポーター作製「オタマジャクシからのお願い看板」

産卵から1ヶ月経った池で今日もオタマジャクシたちは元気に泳いでいます。

     

公園に来る皆さんにはオタマジャクシ達の成長を優しく見守っていってほしいと思います。

(やたっち)

今年もやってきた!カエルの子🐸

二子玉川公園にある日本庭園「帰真園」の池に、毎年みなさんが楽しみにしているオタマジャクシが泳ぎ始めました。

このオタマジャクシはアズマヒキガエルの子どもたちです。

まだまだ体は小さいですが、尾を懸命に動かしてスイスイ泳ぐ様子が見られます。

 

さらに、昨日までは無かった新しい卵も産まれていました!

夜のうちにアズマヒキガエルが池にやってきて、パートナーと出会ったのですね。

思わぬ産卵に、公園のスタッフも大喜びでした。

卵は紐状になっていて、中に黒いつぶがたくさん入っているのが見えます。

このつぶが、およそ1500~8000匹のオタマジャクシになるのです。

 

これから暖かくなるにつれ、オタマジャクシの成長を見られるのもたのしみです。

公園に遊びに来たらぜひ、そ~っとのぞいてみてくださいね!

(でこぽん)

春の気配

このところ冬のように寒い日があって春はまだ遠いのかなと思っていましたが、足元を見てみると春が近づいてきていました。

まずは、フクジュソウ。黄色い花が目を引きます。

続いて、クロッカス。
まだ一輪だけでしたが、これからどんどん咲きそうです。

そして、ハナニラ。歩いていると、次々と見つかりました。

最後に、フッキソウ。花びらのない花です。

今回紹介した花は、全て帰真園内で見ることができます。
春の気配を感じながら散策してみてはいかがでしょうか。

(あいあい)

朝のぽかぽかお散歩

春が近づいてきているのか、朝昼は気持ちのよい日が差す日が多くなりました。

朝日を浴びてすくすくと植物が育っています。

 

ナチュモコガーデンに咲いているシバザクラ。

少しずつ花が開いてきて、満開が楽しみです。

同じくナチュモコガーデンでローズマリーの花が咲いていました。

こちらは満開でしょうか。いい香りがしますね。

ローズマリーのお花でお茶を淹れると美味しいんですよ。

暖かい日差しにキジバトも日光浴していました。

近づいても逃げないくらいリラックスしていたようです。

朝まだ人の少ない公園を歩いていると、ゆっくりと観察することができました。ぽかぽかしたお天気のなかでのお散歩もいいですね♪

(あしこ)

春の香り

昨日2月19日は二十四節気の『雨水(うすい)』。

寒さが和らぎ、草木の芽が出始める時期と言われています。

まだ朝晩の冷え込みもありますが、昼間はぽかぽかと暖かい日が多くなり、

のんびりお散歩やピクニックをするのがとても気持ちよく感じられます。

 

そんな陽気の中、爽やかな香りを放つこの植物。

近くを通るだけでもふわっと感じるいい香りです。

この花は「沈丁花(ジンチョウゲ)」。

小さな花がまとまって咲く様子はなんだかかわいらしいですね。

 

ジンチョウゲのように香りを持つ花を咲かせる樹木は他にもあります。

特に、

▼夏に咲く「梔子(クチナシ)」

▼秋に咲く「金木犀(キンモクセイ)」

これらはジンチョウゲと合わせて「三大香木」とも呼ばれます。

さらに冬に咲く「蝋梅(ロウバイ)」を加えて

「四大香木」と呼ばれることもあるそう。

紹介した樹木はすべて帰真園の中にあります。

1年をかけて季節ごとの香りの樹木を

楽しんでみるのもいいかもしれませんね♪

(ちばちゃん)