園内で発見したオオミズアオの幼虫。成虫になるまで観察を続けました。
夜間に羽化するかと気を抜いていたら、日中に羽化が始まり、大慌てでタイムラプス撮影をしました。…が、近すぎてピントが合っていないし、床を這いずり回るハエトリグモが何度も映り込むわで結果はいまいちでした。夏ですね。
(ぱんちょ)
園内で発見したオオミズアオの幼虫。成虫になるまで観察を続けました。
夜間に羽化するかと気を抜いていたら、日中に羽化が始まり、大慌てでタイムラプス撮影をしました。…が、近すぎてピントが合っていないし、床を這いずり回るハエトリグモが何度も映り込むわで結果はいまいちでした。夏ですね。
(ぱんちょ)
梅雨も終盤に近付き、生き物たちが活発に動き始めました。
二子玉川公園は多摩川と国分寺崖線の水と緑に囲まれている為、
たくさんの生きものを観察することが出来ます。
昆虫や爬虫類、両生類など。身近な生きもの探しを二子玉川公園でお楽しみください。
(ぱんちょ)
梅雨が続く中、皆様はどのように過ごされているのでしょうか。
雨がしきりに降っていると園内は人が少なく、公園は鳥が普段よりにぎわって聞こえます。
そんな中でも散歩をしていると発見があります。例年よりもとある植物が多く生えているのです。
植栽に紛れているこの植物は【コヒルガオ】という名前で、現在花を見かける機会の多いツル性植物です。
そのコヒルガオを見ていると、変わった生き物を発見しました。
【ヨツモンカメノコハムシ】といって、本来は南西諸島に分布していましたが、近年本州まで分布が拡大している昆虫です。ヒルガオの仲間を食べるため、サツマイモなどの害虫として有名です。
しばらく観察のため飼育すると面白いものを目撃できました。
写真の葉についている糞ですが、なんとこれはヨツモンカメノコハムシの幼虫が自分の糞を背負って身を隠している姿なのです。横から見るとこんな感じです。
腹部の先のトゲにうまいこと糞をくっつけ続けて自分よりも大きな塊にしているようです。このようにして鳥から見つからないように過ごしているのかもしれません。
公園に来た際はコヒルガオを見かけたら、ぜひ探してみてください。
今回も虫を探しに公園に赴いたのは たいしょー でした。
たいしょー
エントランス広場の風景です。
やさしいピンク色のお花がきれい‥‥‥‥。
でも、実はコレ、植栽されているサツキツツジに絡みついて沢山咲いている、いわゆる’雑草’なんです~~~~!!
でも、きれいな花ですよね。名前は「コヒルガオ」。
左の葉がサツキツツジ。 右がコヒルガオの花。
強くて、繁殖力旺盛なコヒルガオ。
除草作業が入ると見られなくなってしまいます。
今のうちに雑草の強さと美しさを観察するチャンス!!です。
(ゆっきー)
皆さんは日本庭園に行ったことはありますか?
「美しい景観」「池」「四季折々の花」等々訪れた人々が楽しめるように造られていますが…
実は様々な植物が植えられ、水場があるおかげで特に都市の中では昆虫や鳥など小動物の生息環境として、とても重要な役割を果たしているんです!。
とゆーことで…
今日は園内にある日本庭園「帰真園」で生き物を探してみました。
オオクモヘリカメムシ。入ってすぐのネムノキの下にいましたよ。
コノシメトンボ。撮影の際にかなり近寄りましたが全く逃げなかったので、
ゆっくり観察できました。
石の下を除くと、同じようにこちらを見つめるニホントカゲを発見!
少し離れてしばらく見ていると…
りっぱな成体のトカゲが出てきてくれました。
お次は…
キマダラカメムシです。上のちょっと気持ち悪い?のが幼虫、下が成虫です。
もともとは西日本で増えていた外来種ですが、徐々に生息範囲を拡げ今や二子玉川公園でもお馴染みのカメムシとなりました。
この近くで孵化後のカメムシの卵も発見しました。種類は定かではありませんが、キマダラカメムシの卵かもしれません。
その後も…
ショウリョウバッタ幼虫
ガの仲間、セスジスズメの幼虫
体長2mmくらいのゾウムシの仲間。
シロシキブの葉に乗るスグリゾウムシ
ヒゲナガハナバチの仲間
アオモンイトトンボ
距離にすると数十メートルほどしか歩いていませんが、チョウなど写真に撮れなかった生き物も含め沢山見ることができました。
「生きものを探す」と言うと、もっと自然度の高い場所に出かけて探すような少し敷居の高いイメージですが、実は身近な公園でも十分楽しむことができます。
ぜひ都市公園に棲む小さな住人を探してみてください。
(やたっち)
最近の公園内での楽しみは、『クモの巣観察』。
巣の形は、クモの種類によって違うといいますが、
同じ種類のクモでも 巣の形・大きさはさまざまです。
一つとして同じものがないのが面白いですよ!!
このクモの巣はタナグモの仲間で、低木の上などに巣をかけるそうです。
園内のツツジの上でよく見つけることができます。
雨の日は、クモの巣に雨のしずくがついてキラキラと光って見えて、
いつもは見られない幻想的な景色に変わります。
ぜひ、雨の日に公園にお散歩にきて、クモの巣観察を楽しんでみてください!!
(なべちゃん)
月に一度、二子玉川公園に隣接している多摩川で生きもの(水生生物)調査を実施しています。
今日は予想外に晴れて暑かったですが、今年生まれたであろう魚たちなどが多く見られました。他にも野鳥や昆虫もたくさん見られ、生き物観察が忙しい時期となりました。
※多摩川での調査は東京都から許可を得て、世田谷区の事業として実施しています。
(ぱんちょ)
園内ではクチナシの花があちこちで咲いています♪
真っ白な花びらが、美しい・・・!
あまーい、いい香りがしています。
カフェでコーヒーの香りを楽しみ、公園内では花の香りを楽しむ、なんて、過ごし方はいかがでしょうか♪
園内では、その他にも、ナチュモコガーデンではハーブ、帰真園内でも香りを楽しめる植物が植えられています。
雨が多い、この季節。気分転換に、香りを楽しむ公園散策も楽しいですよ。
(スタッフ ゆっきー)
4月の終わり頃、ビジターセンターのプランターに蒔かれた種。
プランターはあっという間に葉で溢れ、ツルがぐんぐん伸びてきました!
正体は、夏の定番「アサガオ」。
上へ上へ伸びるツルたちが、
空に向かって追いかけっこをしているようで、そっと見守りたくなります。
それぞれ、どんな色の花が咲くのかな?
(でこぽん)
暖かい日が続いて、半袖姿で散歩する方も多く見られるようになりました。
来週には梅雨入りする予報もあり、あっという間に夏になってしまいそうですね。
今日は梅雨の前のこの時期に見られる、可愛らしい落とし物を紹介します。
あまーい香りのこの実の正体は・・・ウメです。
まだ少し寒い時期に花が咲くので、実を付けるのも早いですね。まだ緑色をしているものが多いので、落ちている実があったら近くの木をよーく探してみてください。
甘い香りと、すべすべした肌触りはとっても魅力的ですがウメの実には毒があるので食べてはいけませんよ。楽しんだら元の場所に返しておきましょう。
次はタコさんウィンナーのようなこれ・・・。さてなんでしょう。
これはザクロの花の”がく”の部分です。
花弁(花びら)の元にあって、うまく受粉すると膨らんで実がなります。秋になると真っ赤で宝石の様な実を見せてくれます。
タコさんウィンナーが落ちていると可愛いらしいですが、園内では中々見られない実がなっている様子も観察したいので是非踏ん張って実ってほしいですね。
足元を見ながら散策してみるのもたまには面白いですよ。
是非、探してみてくださいね。
(あしこ)